室蘭の方より遺産相続についてのご相談
2020年08月13日
Q:遺産分割協議書を作らないと遺産相続は出来ないのでしょうか?行政書士の先生のご助言をお願いします。(室蘭)
私は室欄在住の40代女性です。この度、主人が亡くなったので遺産相続について調べており、こちらの行政書士の先生にご相談させて下さい。室蘭で自営業を営んでいた主人が事故により先日49歳という若さで亡くなりました。突然のことで、慌てて葬儀を済ませましたが、この先どうしたらいいのか途方に暮れています。遺品整理というほどの遺品はなく、遺言書ももちろんありません。相続人は妻である私と成人の子供の2人のみですが、遺産分割についてはこの前話し合いをして既に纏まっています。主人には財産というほどのものはなく、揉める事もないかと思います。このまま遺産相続に関しては終了したいのですが、遺産分割協議書を作成しないと遺産相続完了とはならないのでしょうか?(室蘭)
A:遺産分割協議書は今後も必要となる可能性がありますので遺産相続の手続きを進めるうえで作成しておきましょう。
まず、遺産分割協議書とは、相続人全員が遺産の分割方法について話し合い、合意した内容を書面にしたものをいいます。遺産分割協議書は下記のような場面で必要となりますので作成しておいた方がいいでしょう。
【遺言書がない場合の相続手続きにおいて、遺産分割協議書が必要になるケース】
- 不動産の相続登記
- 相続税の申告
- 金融機関の預金口座が多い場合(遺産分割協議書がないと、全ての金融機関の所定用紙に相続人全員の署名押印が必要)
- 相続人間のトラブルが予想される場合
上記にもあるように、遺言書が残されている場合は遺言書の内容に沿って遺産相続手続きを進めるので、遺産分割協議書を作る必要はありません。今回のケースでは、旦那様は若くして事故で亡くなられておりますので遺言書をご用意されていることはないかと思いますが、今後の手続きを進める中で遺産分割協議書を用意していた方が良い場面は多く、正式な書面である遺産分割協議書を作成しておく方が安心と言えます。
上記に当てはまる場合は遺産分割協議書の作成をお勧めしますが、時間の無い方や、相続する不動産が複数ある方などは、専門家である行政書士へ依頼すれば迅速かつ正確に手続きを進める事が出来ます。また、遺産分割協議書は遺産分割内容の確認のためにも作成しておくと安心です。
人生のうち遺産相続は何度も経験することではなく、不安に思われて当然です。相続人の調査、財産の調査等、相続には面倒や負担も多く、不慣れな方が手続きを進めると予想以上に時間がかかることもあります。ご自身での手続きにご不安のある方は、これらの手続きを室蘭相続遺言相談センターの遺産相続の専門家に依頼してみてはいかがでしょうか。まずは軽い気持ちでご相談下さい。室蘭相続遺言相談センターでは、遺産相続や遺言の専門家として、室蘭近郊の皆様の戸籍の収集から遺産相続財産の調査、遺言書の作成までを幅広くお手伝いしております。室蘭をはじめ、登別、伊達の皆様のお力になれるよう日々お手伝いしておりますので、遺産相続や遺言に関するお困りごとがございましたら、ぜひお気軽に無料相談をご利用下さい。室蘭近郊の皆様のご来所を所員一同でお待ちしております。
行政書士甲田啓一事務所は室蘭の専門家です。
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