2020年10月22日
Q:行政書士の先生にお伺いします。私は実の母の再婚相手の相続人になるのでしょうか?(室蘭)
私は室蘭に住む会社員です。両親は私が成人になってから離婚しており、それぞれ再婚しています。母は再婚相手の方と室蘭市内で暮らしていましたが、先日再婚相手の方が亡くなりました。私も数回お会いしたことがあったので、母から連絡があり葬儀に参列しました。私はその方とは特に親しかったわけではないので相続について関心がありませんでしたが、母から葬儀の場で、私も相続人になるから遺産分割協議やその後の相続手続きを手伝うよう言われました。実の母の再婚相手とは言え、私とは血縁関係ではありませんし、私は実母の再婚相手の法定相続人であることに疑問があるのですが、実際のところどうでしょうか?(室蘭)
A:ご相談者様が再婚相手の方と養子縁組をしていれば法定相続人ですが、していなければ法定相続人ではありません。
子どもが法定相続人となるのは被相続人の実子か養子に限ります。今回のご相談においては、ご相談者様が成人されてからご両親が離婚されているということがポイントとなります。成人が養子になる場合、養親または養子が養子縁組届の届出を行いますが、その際双方の自署押印が必要となりますので、お母様の再婚相手の方と養子縁組をしたかどうかは、ご相談者様ご自身でお分かりかと思います。つまり、ご相談者様が養子縁組の届出をしていないのであればご相談者様は再婚相手とは養子縁組にはなっていないということになります。よってご相談をお読みさせていただいた限りでは、ご相談者様は再婚相手の相続人ではありません。
今回のケースではありませんが、養子縁組をしていた場合、相続人であっても被相続人の方の相続をしたくない場合は相続放棄の手続をすれば相続人ではなくなります。
室蘭相続遺言相談センターでは、室蘭の皆様それぞれにあった遺言書作成を室蘭の皆様の親身になってお手伝いさせていただきます。相続の専門家へ依頼をすることで、より確実に遺言を残すことが可能となりますので、大切なご家族のためにもぜひ遺言書を残しましょう。室蘭相続遺言相談センターの専門家が室蘭の皆様の遺言書作成のお手伝いさせて頂きますのでまずは無料相談へお越しいただいてご状況をお聞かせ下さい。室蘭相続遺言相談センターでは、初回の相談を無料でお伺いしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、室蘭の皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。
2020年09月04日
Q:遺言書に書いていない財産が見つかりました。どのように手続きをしていけばいいのか行政書士の先生にお伺いしたいです。(室蘭)
先月亡くなった父の遺言書についての相談です。室蘭で暮らしていた父は、生前から自分にもしものことがあった時に家族が困らないようにと、遺言書を作成し相続の際に揉めることのないようにしていてくれました。そのおかげで私たちは遺言のとおり手続きをスムーズに進める事ができていたのですが、つい先日実家を整理していたところ見たことない不動産権利証が見つかりました。確認したところ、遺言書には書いてないが父が先代より相続した土地が室蘭の他にもある事がわかりました。室蘭ではない土地で、長年活用されていなかった事もあり、遺言書から漏れていたようです。この新たに見つかった不動産の相続手続きはどのように行えばよいのでしょうか。(室蘭)
A:遺言書の中で、記載のない財産に関する扱いについての記載がない場合は、相続人で遺産分割協議を行います。
まずはお父様の遺言書の中に、「遺言書に記載のない遺産の相続方法」について記載があるかどうかをご確認下さい。相続財産が多い方などは、もしも財産に記載漏れがあった場合にも対処できるように「記載のない財産の扱いの仕方」として記載をする方もいらっしゃいます。この記載があることで、後々みつかった相続財産の扱いに関しても、お手続きがスムーズに進むことに繋がります。もしお父様の遺言書にも、このような内容が書かれている場合には、その記載された内容に従い手続きを行ってください。
このような記載がなかった場合は、その新たに見つかった財産について相続人全員での遺産分割協議により、分割方法を決定する事になります。そして、遺産分割協議で決定した内容を、遺産分割協議書にし、その内容に従い手続きを行います。不動産の登記変更には、この遺産分割協議書は必要な資料となりますのできちんと作成し大切に保管をしておきましょう。
私共、室蘭相続遺言相談センターは、室蘭にお住まいの皆様の相続に関する専門家として、どのようなお困り事も精一杯お手伝いをさせて頂いております。遺言書に関しては、相続を生前から行える非常に大切な対策になります。遺言書は、法的に認められる内容で作成されていなければ、せっかくの遺言書も無効となってしまいます。これでは、残された大切なご家族の負担となってしまいますので、遺言書作成は専門家へと頼ることをおすすめいたします。
室蘭相続遺言相談センターでは、ご相談にいらっしゃった方それぞれにあった遺言書作成をお手伝いさせていただきます。相続の専門家へ依頼をすることで、より確実に遺言を残すことが可能になります。大切なご家族のためにも、生前からご自身でもしもの時について対策をしておきましょう。我々は、そのお手伝いを親身にさせて頂きますので、ぜひ無料相談へとお越しいただき、まずは現在のご状況をお聞かせ下さい。当センターでは、初回の相談を無料でお伺いしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2020年08月13日
Q:遺産分割協議書を作らないと遺産相続は出来ないのでしょうか?行政書士の先生のご助言をお願いします。(室蘭)
私は室欄在住の40代女性です。この度、主人が亡くなったので遺産相続について調べており、こちらの行政書士の先生にご相談させて下さい。室蘭で自営業を営んでいた主人が事故により先日49歳という若さで亡くなりました。突然のことで、慌てて葬儀を済ませましたが、この先どうしたらいいのか途方に暮れています。遺品整理というほどの遺品はなく、遺言書ももちろんありません。相続人は妻である私と成人の子供の2人のみですが、遺産分割についてはこの前話し合いをして既に纏まっています。主人には財産というほどのものはなく、揉める事もないかと思います。このまま遺産相続に関しては終了したいのですが、遺産分割協議書を作成しないと遺産相続完了とはならないのでしょうか?(室蘭)
A:遺産分割協議書は今後も必要となる可能性がありますので遺産相続の手続きを進めるうえで作成しておきましょう。
まず、遺産分割協議書とは、相続人全員が遺産の分割方法について話し合い、合意した内容を書面にしたものをいいます。遺産分割協議書は下記のような場面で必要となりますので作成しておいた方がいいでしょう。
【遺言書がない場合の相続手続きにおいて、遺産分割協議書が必要になるケース】
- 不動産の相続登記
- 相続税の申告
- 金融機関の預金口座が多い場合(遺産分割協議書がないと、全ての金融機関の所定用紙に相続人全員の署名押印が必要)
- 相続人間のトラブルが予想される場合
上記にもあるように、遺言書が残されている場合は遺言書の内容に沿って遺産相続手続きを進めるので、遺産分割協議書を作る必要はありません。今回のケースでは、旦那様は若くして事故で亡くなられておりますので遺言書をご用意されていることはないかと思いますが、今後の手続きを進める中で遺産分割協議書を用意していた方が良い場面は多く、正式な書面である遺産分割協議書を作成しておく方が安心と言えます。
上記に当てはまる場合は遺産分割協議書の作成をお勧めしますが、時間の無い方や、相続する不動産が複数ある方などは、専門家である行政書士へ依頼すれば迅速かつ正確に手続きを進める事が出来ます。また、遺産分割協議書は遺産分割内容の確認のためにも作成しておくと安心です。
人生のうち遺産相続は何度も経験することではなく、不安に思われて当然です。相続人の調査、財産の調査等、相続には面倒や負担も多く、不慣れな方が手続きを進めると予想以上に時間がかかることもあります。ご自身での手続きにご不安のある方は、これらの手続きを室蘭相続遺言相談センターの遺産相続の専門家に依頼してみてはいかがでしょうか。まずは軽い気持ちでご相談下さい。室蘭相続遺言相談センターでは、遺産相続や遺言の専門家として、室蘭近郊の皆様の戸籍の収集から遺産相続財産の調査、遺言書の作成までを幅広くお手伝いしております。室蘭をはじめ、登別、伊達の皆様のお力になれるよう日々お手伝いしておりますので、遺産相続や遺言に関するお困りごとがございましたら、ぜひお気軽に無料相談をご利用下さい。室蘭近郊の皆様のご来所を所員一同でお待ちしております。
2020年07月13日
Q:銀行通帳が見つからず相続財産の調査が進みません。行政書士に相談がしたいです。(室蘭)
室蘭で生まれ育った50代の主婦です。室蘭の実家で父が病気で亡くなり、相続人は母と兄と私の三人です。先日無事に室蘭市内の葬儀場でお葬式を終えることができたので、相続財産を調べ始めました。財産を調べたところ、父の退職金が入っているはずの口座の通帳とカードが見つかりませんでした。退職金は手を付けずに貯金すると言っていたのでどこかにはあるはずなのですが見当たりません。そもそもどの銀行なのかがわからない状態なので銀行に問い合わせをすることも出来ず途方にくれています。私たち家族でどの銀行なのかを調べることは出来るのでしょうか。(室蘭)
A:戸籍謄本により相続人であることが証明できれば、残高証明書を取り寄せることができます。
まずは亡くなったお父様は遺言やエンディングノートを遺されていないかを確認してみてください。通帳などすべての情報を遺族が把握しているケースの方が稀ですので、ご家族に遺産について伝えるためにどこかにメモし、まとめている可能性もあります。遺言やエンディングノートに本人が残したメモのようなものがない場合でも、相続人は銀行に対して故人の口座の有無、口座の残高証明や取引履歴などの情報開示を求めることができますのでご安心ください。見つからない場合には次のような方法で探してみましょう。
遺品の整理をしても通帳やキャッシュカードが見つからない場合、銀行からの郵便物や、カレンダーやタオルなどの粗品がないかを確認してみてください。そのようなものが見当たらない時は、ご自宅やご主人様の会社近くの銀行に直接問い合わせます。ただし情報開示を求める時には、ご相談者様が対象者の相続人であることを証明しなければ対応してくれません。証明には銀行より戸籍謄本の提出が求められますので、必ず事前に集めておきましょう。
相続人や財産の調査等、相続の際は面倒や負担も多いため思うように手続きが進まず想定よりも時間がかかることもあります。ご自身での調査が難しい場合や、ご不安がある場合は専門家に託してみてはいかがでしょうか。室蘭相続遺言相談センターでは相続の専門家が在籍しております。戸籍の収集から財産調査、相続手続き全般について相続の専門家が豊富な経験をもとにしっかりとサポートさせていただきます。室蘭にお住まいで、相続についての相談がある方は室蘭相続遺言相談センターの無料相談をご利用ください。ご相談に関して親身になって相続や遺言書作成、生前対策に関して全力でサポートをいたしております。お気軽にお問い合わせください。
2020年02月26日
Q:相続手続きは自分でも出来るのでしょうか。(室蘭)
年末に父が亡くなり、相続の手続きを進めています。父は生前室蘭の実家で暮らしておりました。母は数年前に他界をしています。相続人である私と弟は、同じ室蘭でそれぞれ家を建て家族と暮らしております。手続きが必要な相続財産としては、預金が少しと父が生活していた室蘭の実家のみです。実家のローンは既に完済していますので、借入等もありません。相続方法について弟との話し合いも済み、自分で手続きが出来るのであれば自分達で手続を進めたいのですが、専門家ではない私たちのような一般人でも手続きは可能でしょうか。(室蘭)
A:専門家でなくても相続手続きは出来ます。
相続手続きは専門家でなくても行う事は可能です。相続人同士での話し合いも済んでいるという事ですので、ご自身でのお手続きも十分に可能です。
注意が必要な場合として、手続きに期限が設けられている場合です。期限がある手続きが必要な場合には、その期限内に必要書類を添えなければなりません。また、今回相続人はご相談者様と弟様のお二人のみという事ですが、万が一相続人に漏れがあった場合には相続手続きを一からやり直しする必要がありますので、確実に相続人を証明するためにもお父様の戸籍を出生から亡くなるまで全て収集し法定相続人を確定させましょう。
戸籍収集ですが、相続人を確定させるためには被相続人であるお父様の出生からお亡くなりになるまでの一連の戸籍を全て揃える必要があります。また、相続人の現在の戸籍も必要となりますので同時に収集をしておきましょう。被相続人の戸籍についてですが、多くの方は婚姻や引っ越しで本籍地が移動している事がほとんどですので、現在の戸籍がある室蘭以外に戸籍がある場合には、以前の本籍地の役所へと戸籍を取得する必要があります。戸籍は郵送で取り寄せる事が出来ますので、古い戸籍が遠方にある場合には郵送で請求をするとよいでしょう。
専門家に手続きを依頼するケースとして多いのは、お仕事をしている方でこういった戸籍の収集をする時間が取れない方、転籍が多く戸籍が全国の様々な箇所にある、または相続人が多く取りよせる必要のある戸籍が多い方等は専門家に依頼をする事が多いです。専門家に依頼をする事で、スムーズにスピーディーに書類の収集や手続きを終える事ができます。
室蘭相続遺言相談センターも、相続や遺言の専門家として、戸籍の収集から相続財産の調査、遺言書の作成までを幅広くお手伝いしております。室蘭をはじめ、登別、伊達の皆様のお力になれるよう日々お手伝いしておりますので、相続や遺言に関するお困りごとがございましたら、ぜひお気軽に無料相談をご利用下さい。皆様のご来所を所員一同でお待ちしております。
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