遺産分割手続きにおけるトラブル

遺産分割は、相続手続きの中でメインとなります。 遺産分割では、「遺産の内容」「相続人の人間関係」「被相続人との関係性による思惑」などからお互いの意見が合致せず、中には揉めてしまい、トラブルに発展することもあります。
相続人に不満を抱えさせない為にも丁寧に相続手続きを行うことが非常に大切です。

下記にて起こりやすい事例をお伝えいたしますので、ご参照ください。

1. 被相続人と一緒に住んでいた相続人が財産を隠蔽。他の相続人が相続財産の全容が掴めない。
2. 不動産のみが相続財産。対して相続人が複数いるため、分割方法に悩んでいる。
3. もともと相続人の関係性が良くない。
4. プラスの相続財産以外に、ローンなどのマイナスの財産も多くある。
5. 特定の相続人が被相続人より生前多くの贈与を受けていた。そのため、その相続人と平等に分けては不公平になる。
6. 相続権を持たない親戚（相続人の妻など）が話し合いに参加してくる。
7. 被相続人の前妻の子等、会ったことのない相続人と遺産分割の調整がつかない。
8. 一人の相続人が勝手に遺産分割協議書を作成し、印を押すよう求めてくる。
9. 相続税の申告期限内に遺産分割がまとまりそうにない。
10. 相続人の中に、行方不明者がいる。

遺産分割で揉めない為には、遺産分割協議を行うまでの準備が大切です。まずは相続人を戸籍より確認し、相続関係を明確にしましょう。また遺産は全てを調査し、その結果を財産目録にまとめ、遺産分割協議を行う時には根拠資料と共に準備しておくことをおすすめします。

複雑な相続手続きでつまずかれても、諦めることなくぜひ一度室蘭相続遺言相談センターの無料相談をご活用下さい。